21.逮捕のその後

アクセス記録絶賛更新中の大反響の実話

1.小5と余命宣告」続編(第21話目)です。


父ひとり、子ひとりの家庭で育った娘が

小5の時に、その父の余命宣告を受け

その後の覚悟と成長?を描いた実話。


脚色一切なし!

むしろ、各方面への配慮の為(笑)

わざわざ抑えて書いているくらいだす。


ということで、これは連載ものです。

初めての方は、1話からどうぞ↓

その方が絶対、楽しめます^^

1.小5と余命宣告


これまでの、他シリーズは

プロフィールページの下部から、どうぞ。




雇われていた少女たちにとったら


ママ(雇い主)が逮捕された。



生活(家計)を共にする

姉や弟たちにとったら、



母親が逮捕された。


きっと後者の方が、

ショックだっただろうし

困ったと思う。



もしかして、

悪いことをしたのかな、私?


知ってた。って

言っちゃいけなかったのかなぁ?


動揺する姉を見た時に、初めてそう思った。



感覚が違った。



姉を姉と思う感覚は、ある。

弟を弟と思う感覚は、ある。

父を父と思う感覚も、あった。


でも、母を母と思う感覚が、

自分の中には、あまりないのだ。


だから、私の中では

そんなにショックなことでもなかった。

ずっと前から、

こうなるって知っていたことだったしね。



ただ、多くの大人たちは


「母親が逮捕された」


という、この言葉を聞いただけで、

色んな感情を、勝手に妄想し

その子どもに憐みの目を向けたであろう。


実際とは、全然違う。。。


事情聴取の警察では、やりたい放題(笑)

出前のメニューを一番高いものに変更してもらったり

ポラロイドカメラで撮る私の写真(警察保管用)、

全身バージョンと、顔バージョンと


「せっかくだから、記念に私にもちょーだいっ!」


て撮ってもらったり(笑)

(今も、手元にある。記念だからねw)


好奇心旺盛で、行動力があるとね。。。

良くも悪くも、ついイロイロやっちゃってたおかげで

少年課には、馴染みの刑事さんたちもいたりして(笑)

美味しくて豪華な昼ごはんをご馳走になって


「子どもなんだから、俺より高いやつ、頼むなよー!」


なんて、刑事さんに言われながら

楽しい時間を過ごしてきた訳さ。


しかも専用ハイヤー(パトカー)の送迎付き(笑)


別れ際に、


「もう、くるなよ~!」


なんてのは、とりあえず言われる。


でも、それはただのたてまえ。

だって、もうあの人(刑事さん)たちは

ちゃんとわかってたから。



私たちのような子どもは

ここがダメなら、また次。って

結局、そうなっていくのを。


だから、

私たちをとがめることもない。



一番めんどくさかったのは、中学校だった。


自分たちが勤務している

中学校の3年女子生徒が

コンパニオンとして働いて、客の相手をしていた。

そして警察に連行されて、学校を休んだ。

その子を雇っていたスナック経営者は

その子の母親だった。。。


突然、警察から、そんな情報が入ってきて

中学校(先生たち)は、大騒ぎだったようだ。


そこそこの学力で

優秀な学校だったらしいからね。


当の本人、あんなに優雅な

休暇を取っていたとは知らずに(笑)



翌日、登校すると、すぐに担任に呼ばれた。


・なんでそんなことしたのか?

・いけないことだと思わなかったのか?

・もっと自分を大事にしろ!

・他の大人に相談しなかったのか? 等々


ついでに、まだ中学生なんだから

勉強がどうたら。。。って。


はぁ~...


もう、ため息しか出なかった。

私自身が優先にしていた

ポイントと大きくズレていて

もう、聞いてるだけで、眠たくなってくる。


・他に、より良い手段がなかったから。

・悪いことをしているつもりは全くない!

・自分が大事だから、将来の自分の為に選択している。

・相談したら、反対するだけじゃん。


こんなことを考えながらも、直接は言わなかった。


感覚(育ち)が違い過ぎて、

私のことを理解できない大人だって、

わかってたから。

言うだけ、無駄だ。


こうやって、子どもは

大人に口を閉ざしていくようになるのだ。


かと言って、その先生が嫌いだったとか

悪い印象を持っていた訳でもない。

彼は彼なりに、

私の心配をすごくしてくれた先生だった。


当時、私が使っていた源氏名が

結婚したばかりの奥さんと同じ名前だと知って

私よりショックを受けていたのは覚えてる。




知るかっ!(笑)



その事件の、ほんの数週間前に、

私の手の爪の端に残った

赤いマニュキュアの落とし残しを見て


「夜遊びは、ほどほどにしろよ!」


って、口出してきた威勢は、今回は無かった。



残念だけど、彼の言葉は、

何一つ私には響かなかった。

重きを置いていることが、違い過ぎて

逆にイライラした。


最後に


「じゃぁ、先生さ、その通りにしたらさ

 オタクがウチの生活、面倒見てくれるわけ?

 高校行くお金とか、出してくれるわけ?」



やっと、黙ってくれた。



思いっきり、睨み付けたその目から放った


「何にもできないなら、口出してくるな!」


というメッセージが、やっと伝わったようだった。


それから、あまり関わらないでいてくれた。

心配してくれていたのは、ちゃんとわかっていたけど

私が、拒否し続けた。


他人の眠たい自己満足に

付き合っていられるほど

こっちは、暇じゃねぇんだよ!



手段を1つ失ったのなら、

また違う手段を探さなくてはならない。

かと言って、同じように

夜の仕事に就くことは難しかった。

やはり、母親がいたから、出来た仕事だった。

そういう点では、ありがたい存在だった。


またコンパニオンの仕事、持って来てよ。


ってお願いするも、

母親は、こう言った。


「もうやらない。」


「捕まっちゃったからね。」


「女の子たち、可哀そうだと思って

 面倒みてあげてたのに

 いかんかったみたい。」


いつもちょっとズレているけど

それが、彼女なりの優しさ。

決して悪質ではないことは

きっと誰もがわかっていたことだろう。


そして、

彼女自身、自分が逮捕されたというのは

相当ショックだったようだ。


結局、微力な中学生が出来たのは、

せいぜい掛け持ちしていた

日本料理店の洗い場のバイトを

増やしてもらえるように

勤務先にお願いすることくらいだった。



非力だ…



一緒に捕まった他の少女たちも、同じ。

少しでも稼ぐために、

昼夜のバイトを掛け持ちしたり…



1人は、居なくなった。


他県のソープに転がり込んだって。



「えーー!そうなんだ!?」


ちょっとビックリしながらも

それを知った後、私はこう思った。


わたしは、なんて恵まれてるんだろう…


居心地が悪いとは言え
帰る部屋があり、
今、バイトを辞めても
暮らしてはいける。
父親がいてくれるおかげだ。

彼が病気で働けないからこそ
生活保護をもらえて
県営住宅に住めた。

中途半端な病気だったら
生活保護とかもらえないもんね。

死んだら、私は不自由な施設行きだ。

そして働く理由は、自分の将来のため。


今、どうにか生きるために!

という彼女たちに比べたら
私なんか、お気楽なもんだ…


その子は、風俗を選択する以上に
優先にしたいものがあったのだろう…

本人が選んだんならいいんじゃない?

夜の世界の子は、みんな、そんなもん。

結局、他人の心配してるほど、

余裕もないし、興味もない、、、



数週間で騒ぎが終わるようなこの事件も、

私の中では、時と一緒に流れていった。


私にとったら、

ちょっとした自然災害のようだった。


ちょっと大きめな地震が来て、みんな崩れた。

でも生きていくためには

それを嘆いたり、怒っていても

先に進めない。


慌てふためくことも
涙を流すことも、一切なかった。


「母を母親として慕う感情がない」


と、その程度だった…



1つ1つの出来事の、

見方を変化させるのは、

人の感情や言葉。


見え方は、人の心がつくる…






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22.急きょ現れた大問題






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