29.ナゾの同級生

アクセス記録じわじわ更新中の大反響の実話

1.小5と余命宣告」続編(第29話目)です。


父ひとり、子ひとりの家庭で育った娘が

小5の時に、その父の余命宣告を受け

その後の覚悟と成長?を描いた実話。


サブタイトル

「頭と時間は使いよう!」w

脚色一切なし!


むしろ、各方面への配慮の為(笑)

わざわざ抑えて書いているくらいだす。


ということで、これは連載ものです。

初めての方は、1話からどうぞ↓

その方が絶対、楽しめます^^

1.小5と余命宣告


これまでの、他シリーズは

プロフィールページの下部から、どうぞ。




高校の入学式当日。


壇上で、

新入生代表の答辞を

読んでいる生徒は、

おばさんだった。


どこから、どう見てもおばさんだった。


えっ!?

どういうこと!?

マジでっ?


友達と2人で何度も確認した。


間違いない!

見た目も声も、おばさんだ。

その人は、私たちと同じ

ブレザーの制服を着ていた。


私たちは、

ちょっとバカにするかのように

笑いながら、

その人を目で追っていた。



そう、ここは定時制高校。


「同級生」=「同い年」


という図式が成り立たない。


学年は同じ高校1年生。

だけど、その3分の1近くが

同い年ではなかったような?

多かったのは1~3歳くらいの年上だった。


何らかの事情で

進学した高校を退学し

第2の高校生活をやり直す!

そんな事情の子も多かった。


...にしても、

さすがに年が離れすぎでしょ?!


と、つい観察してしまう...


入学式に答辞を読んだ

あのおばさんは

私たちと同じクラスになった。


多くの生徒からの視線?

いや、正確には、

私からのすごい視線。

だって1人、すっごく浮いているんだもん。

誰も話しかけない。近づかない。

でも、そんなの気にする様子なんか全然ない。

いつもピシッと背中が伸びて

さっそうと歩いてる。

ブレザーを着て、原付に乗って

登下校してる。

(原付や車での登校がOKだった)


年上だからと偉そうにすることもない。

ただ先生たちは、みんな敬語。

だって自分たちより年上なんだもん。


私は、

気になって気になって

仕方がなかった。


日が経ち、少し慣れたころ

直接、本人に聞いてみた。



「なんで、高校に入ろうと思ったの?」

「いくつ?」


いきなり席の前にやってきて

どストレートな質問。。。(笑)


にもかかわらず、

気さくに答えてくれた。


「私ね、今のみんなと同じ年の頃は

 ほんとヤンチャしててね。

 高校なんて…ってバカにして

 行かなかったのよ。


 それから

 すぐに子育てが始まって...

 やっぱり高校は行っておけばよかったって

 ずっと思ってたのよ。

 だから、子どもたちが大きくなって

 家族に迷惑かけないで通えるようになったら…

 って思ってたから。


「62歳のおばさんが、同級生だなんて

 笑っちゃうでしょ?」


笑いながら、話してくれた。

その目がすごく輝いていたのが

とても印象的だった。


それから

しばらく私の尋問?(笑)は

続いた。。。


朝5時に起きて、

洗濯や朝食作りやご主人の送り出しを

一通り終えてから、登校していること。

下校したら、洗濯物を取り込んだり

晩御飯の準備をしたりと主婦業があること。

(「昼間」定時制なので、お昼前には下校)


ご主人も家族も、賛成してくれていること。


長い間温めてきた夢を叶えて

今、高校生活を送れることが

すごく幸せであること。


ブレザーは、最初は恥ずかしいと思ったけど

慣れてきたこと(笑)




この人、すげぇな…



新入生代表で答辞を読むだけ、あるね。

すげぇわ。


「いやぁ、すごいですね!」


そこで、初めて

私が敬語を使い出した。


(自分の基準で、尊敬に値しないと

 敬語を使わない習性が強かったのでw)



「ヤメテよー!

 敬語なんか使われたら、

 余計おばさんっぽくなっちゃうじゃない!

 同級生なんだから、敬語なんてやめて。」



ますます、すげぇ!!!

かっこいいぜ!この人!



それから、

友達と私の内輪ばなしでも

彼女をおばさんと呼ぶこともなくなり

「仲間」「味方」寄りな意識に変わった。



の、一方で

私に、敵対心むき出しの

金髪女子も何名か、いらっしゃり...


何もしてないのに、

勝手に嫌われている...


中学校の入学当初もそうだったなぁ~。

先輩集団に目を付けれれて...

アレコレ、文句言われて

めんどくさかったなぁ~


今度は、高校。

同級生なのに、年上だからか?(笑)


私の自己防衛装備は万端だったはずなのに。

髪の毛は、真っ黒。

スカートも標準丈。

絡まれる要素は何もなかったはずだ。


コレ、なんだろうなぁ~。

いつもいつも...

しゃべったこともないのに、

既に嫌われてるって、

結構悲しいもんだよ?



存在が、生意気!


ってとこだろう...(笑)


だって、悪いと思ってないと謝らないから。

だって、スゴイ!と思ってないと敬語使わないから。

(うん、十分生意気だw)


ちょっと離れたところからの

鋭い視線をいつも感じてたけど

ついに彼女たちが動き出した。



「ちょっと来て」


いわゆる、呼び出し...

これは、何回経験しても慣れない...






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