65.父の危篤と私の帰国

まずは、初めての方へ

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毎週土曜日更新 の

アクセス記録更新中の大反響の実話

「1.小5と余命宣告」続編(第65話目)です。


父ひとり、子ひとりの家庭で育った娘が

小5の時に、その父の余命宣告を受け

その後の覚悟と成長?を描いた実話。


普通ってなに?

他人の目?

それカネになるの?


常識外れのマイルールだらけで

やりたい放題に生きた10代小娘の

活動記録です。


初めての方は、第1話からどうぞ↓

その方が絶対、楽しめます^^

「1.小5と余命宣告


これまでの、他シリーズは

プロフィールページの下部から、どうぞ。




「お父さん、危篤だに!!」


父の危篤を知らせる

日本からの電話。


それまでのドキドキとは

明らかに違う心臓の鼓動。


その後、電話をくれた姉と

どんな会話をしたのかは

実は、よく覚えていない。



ほんの一瞬だけ、

予定している飛行機よりも

早い便に変更しようか、迷った。


けど、止めた。



私が、それをすることで、

空港までの送迎を

お願いしている人たちに

迷惑を掛けることになる。



予定通りの便で、帰る。

ことを選択した。




病院には、

姉もいるし・・・



その時の父は、

私が、余命宣告を受けた

浜松医大ではなくて、

別の病院でお世話になっていた。


「家から近いから」

という本人の希望で。



その数年後に

同じ病院に、

看護学校を卒業した姉が

働くようになった。


決して、

私の父がいるから。

という理由ではない。



たまたま...

という名の、

神様の計らい。



飛行機の便を、

変えることはできないけど


変えることはしないけど


名古屋(空港)に着いたら

すぐ病院に、電話する。


それまで、お願い!!


と、電話を切った。




頭の中は、

もうそれでいっぱい。


気持ちだけが、焦る。



つい数時間前に、

美しい夜景を見たばかりの

バンクーバー空港。


もう、ずいぶんと

前の出来事のように感じた。




機内でも、落ち着かない。


日本に着いてから、きっと忙しくなる...

少しでも寝ておこう。


と目をつぶるも、寝れない…


何度も寝返りを打ちながら

想うことは、ただ1つだった。



最期に、会いたい!



もう、そろそろ到着する??

という時間になってきたら

居ても立っても居られず...


辞書で、単語を調べて

スチュワーデスさんに申し出た。



「父が、危篤なんです。

 一番先に降ろさせてもらませんか!」



使ったことない単語は、知らない、、、

こんな風に、覚えたくなかったな、、、



同じ機内でも

行きとは、全然違うテンション...


そのスチュワーデスさんは

暗い顔をしていた私を

出入口に一番近い

ビジネスクラスの一番後ろの席に

案内してくれた。



こういう時こそ、

人の優しさとありがたさに気づける…




無事に、空港に到着して

機内に、アナウンスが流れる前に

私を先に、出してくれた。



こんなこと、ありえないでしょ?!驚


とんでもない幸運と感謝を感じながら

誰よりも先に降りて


きっと間に合う!!


と、目に涙を浮かべながら

空港まで、猛ダッシュした。





のに、手荷物受取所で足止め、、、



結局、自分のスーツケースが

全然出てこなかったため

早く降りた意味、無かった…。



あーーーっ!!

もうーーっ!!



イライラしながら、

やっとスーツケースを回収して

送迎を頼んだ友人と合流。


「ケータイ、貸してっ!!」



小走りで、

駐車場に向かいながら

病院に電話した。



「〇〇の娘ですけど、今、日本に着きました。

 父の容態は?」


電話に出た看護師さんが

「少々お待ちください。」


と、別の看護師さんに、電話を回した。



「〇〇の娘ですけど、父の容態は?」


電話を替わった違う看護師さんに

また同じことを、聞いた。





「7月30日 午前1時・・・」



なんで?

なに言ってるの?

なんで日付なんか言うの?



頭の中が混乱して

もうその後の言葉は、入ってこなかった…

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